昭和41年12月〜昭和42年３月　ＮＥＴ（現テレビ朝日）系

当時の人気ドラマ『奥様は魔女』をきっかけに企画した日本初の少女向けアニメ。人間界へとお忍びでやってきたオテンバな小学5年生の魔法使い少女サリー。小学校に通いながら、魔法使いであることを知らない同級生など人間模様を繰り広げていく。原作は、横山光輝が少女漫画雑誌『りぼん』に連載されたもの。サリーちゃんのパパ、きれいなママ、いたずらっ子の小悪魔のカブなども登場して大活躍。魔法はウィンクや指で、次々とほしいものが現れるシーンなどが、当時の子供たちの思いが投影されていた。1話から17話が白黒、18話よりカラーにて製作。小林亜星が作曲した主題歌も耳に残るのがオープニングの主題歌で、誰もが知っているサリーちゃんの呪文。「マハリクマ　ハリタ　ヤンバラヤンヤンヤン〜」。女の子がターゲットだったが男子でもしっかりと見ていた。放送の次の日は、学校の女子の間で番組の内容が話題になることも多かった。後に1989年にも再度アニメ化された。