昭和43年１月〜昭和44年３月　フジテレビ系

水木しげるが『週刊少年マガジン』などで『墓場の鬼太郎』で掲載したものアニメ化。漫画と表題が違うのはアニメ化のために名前を『ゲゲゲの鬼太郎』に変えて放送。人間の世界で悪事を働く極悪妖怪を、正義の鬼太郎と仲間の妖怪たちが退治する。妖怪の存在を知らしめた功績は計り知れない名作。主人公で正義感の強い妖怪族の鬼太郎が着用している下駄、縞模様のちゃんちゃんこを武器に平和な世界を作るため、悪い妖怪と戦う物語。ストーリーの多くは、鬼太郎が毎回、新たな妖怪と対決するという話であり、登場するキャラクターも鬼太郎の父親の目玉おやじ、人間と妖怪の間に生まれた半妖怪のねずみ男や猫娘、老婆の妖怪の砂かけ婆や子泣き爺などが登場。鬼太郎がヒットしてから、初めて国内には妖怪ブームが訪れる。テレビアニメでは5つのシリーズが放送され、水木しげる自らが作詞した主題歌の「おばけにゃ　学校も試験もなんにもない〜」の歌詞に、引かれた子供も多かった。