昭和47年10月〜昭和49年９月　フジテレビ系


“誰だ･誰だ･誰だ”で始まる主題歌が印象的で、タツノコプロが制作したSFアニメ。斬新なコスチュームと劇画タッチで個性溢れるキャラクターが世界征服を企む秘密結社ギャラクターと戦う5人で結成された科学忍者隊の活躍を描く。当時としてはメカ描写が未来的でリアルな物であったため、その後のSFヒーローアニメの方向性に影響を与えたほど。連続テレビアニメでありながら、1話あたりのセル画枚数は平均5千〜6千枚に及び、1万枚を超えた回もあった。また、キャラクターの動きの中に必ず決めのポーズを入れて、空を華麗に飛ぶ様子など、正義感あふれる熱血ヒーロー姿が子供たちを引きつけた。2年間の平均視聴率は約21%で最高視聴率26.5%だった。作品のドラマ性など、子供向けアニメの枠に収まらないエピソードやスピード感のあるアクションで人気を呼び、今なお当時を熱く語るファンを持つほど人気が高い。