若尾文子　1933年11月8日東京生まれ

高校を中退し、1951年に大映の第5期ニューフェイスとして映画界入る。1952年、『死の街を脱れて』で銀幕デビュー。デビュー1年目にして9本の映画に出演。翌1953年に映画『十代の性典』がヒットし、マスコミから性典女優と酷評されるも知名度は急上昇した。 川島雄三により、本格派女優に鍛え上げられて京マチ子、山本富士子と並ぶ大映の看板女優と謳われ、大映が倒産する直前の30代半ばまで、150本以上の映画に出演し、生涯260本以上の映画に主演した。代表作は『雁の寺』、『刺青』、『千羽鶴』など多数。７０年代からは舞台、テレビが主流に活躍している。また、近年はソフトバンクのＣＭで、白戸家のおばあちゃん役で、お父さん犬の母親、白戸文子で登場して話題を呼んだ。