銀幕の女優 高峰秀子
高峰秀子 1924年3月27日 北海道生まれ
昭和4年に松竹蒲田撮影所で子役デビューし、天才子役スターとして活躍。木下惠介、成瀬巳喜男監督作品に常連出演したほか、小津安二郎、豊田四郎、稲垣浩、五所平之助など日本映画界を彩る巨匠監督の名作に数多く出演した。国鉄時代のフルムーンのCMやポスターでの入浴姿が話題にもなった。昭和54年に女優を引退し、その後はエッセイストとして活動。女優全盛期の時代から多くの本を出版し、エッセー『わたしの渡世日記』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。出演作品には日本初のカラー映画『カルメン故郷に帰る』や『二十四の瞳』『浮雲』など。晩年は殆ど外部との接触を絶ち、2010年12月28日、肺がんにより東京都渋谷区の病院で86歳の生涯を閉じた。
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