ガム専業メーカーだったロッテが昭和39年に初のガム以外の商品を開発。当時の国産チョコは、アメリカ式の軽い味わいが主流に対し、ヨーロッパで実績のある技術者を招き、ミルクチョコレート発祥の地スイスの味わいを追求。きめ細かくなめらかな口どけ感が人気の秘密という。上質なカカオの芳醇でスッキリとしたカカオ感とコクのあるミルク感の効いたコクのある味わいの口どけなめらかなミルクチョコレートになっている。発売当時は宣伝には、新聞広告でも、「スイスの味」というコピーを大きく打ち出し、真っ赤な『ガーナ』の手提げ袋を持った女子大生の集団が、一週間にわたって東京都内を歩くという宣伝方法はマスコミにも取り上げられ、話題を呼んだほどで、発売と同時に爆発的なヒットとなり、生産が注文に追いつかなくなるほどだった。