昭和46年11月～昭和47年5月　ＴＢＳ系

光子ロケットの開発者である父親をチグリス星人に殺された春日５人兄弟。次男の光二に与えられた“銀色の力”によってシルバー仮面に変身し、宇宙人との戦いに身を投じる。当初は等身大ヒーローものとしてスタートしたが、第11話から巨大ヒーローものに路線変更され、作品タイトルも『シルバー仮面ジャイアント』に改められた。当時は裏番組として同じ特撮ヒーロー番組の円谷プロダクションの『ミラーマン』（フジテレビ）との視聴率競争があり、視聴率は常に苦戦を強いられた。そこで11話から『シルバー仮面ジャイアント』と改題され巨大化ヒーロー番組として大胆な軌道修正が行われて路線変更した。「ジャイアント編」では、当時の怪獣ブームや変身ブームなどの追い風もあって、視聴率も上昇して全26話で終了した。後に80年代に入ってからは書籍なで再評価の記事が掲載されたことによって、再び評価されて当時を懐かしんでDVDで見る人も多い。