異色の特撮で人気を呼んだ「仮面の忍者 赤影」

仮面の忍者 赤影 第一部 金目教編 [DVD]

昭和42年4月〜昭和43年3月 関西テレビ及びフジテレビ系

原作は普通の忍者漫画だったが、テレビ特撮版は怪獣、空飛ぶ「大まんじ」なども登場し時代劇を一新した世界観で人気を博した。登場するのは赤影、白影、青影の三人の忍者で奇っ怪な忍者集団との戦いを繰り広げてゆく。戦国時代の者とは思えない出で立ちをした怪人物が次々と登場し、巨大なロボット「金目像」が暴れるなどといったSF的なアイテムが次々と繰り出された。敵の忍者が使用する武器にも現代の物が登場。白影が登場する時には「影」と書かれた巨大な凧に乗って空から飛んでくる姿には脅かされた。さらに少年忍者「青影」では赤影に命じられると「だいじょ〜ぶ!」と親指を鼻に当てクルっと手のひらを開く独特の動作が話題になるほどで、母親に文句を言われた時に、子供たちにもよく使われた。また、怪獣ならぬ怪忍獣も登場し、赤影たちを襲いまくる。

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