お父さん世代には忘れられない旅の思い出
昭和を走り続けた懐かしの鉄道に出会える

昭和は黒煙を吐きながら汽笛を響かせ、力強く疾走するSLが、ごく日常でも見かけた時代。今でもSL撮影ポイントには多くの鉄道ファンが押し寄る。鉄道の旅を大きく変え始めたのが1970年から始めた当時、国鉄のキャンペーン「ディスカバー・ジャパン」で、多くの人を旅へと導いた。このキャンペーンは では国鉄提供によるテレビ紀行番組『遠くへ行きたい』が始まり、旅番組が人気を呼び、車内や駅のポスター以外に種々のメディアでも宣伝された。駅スタンプも全国に設置駅を増設。さらに新幹線も1964年に東海道新幹線を完成させらが、さらに西へと伸び、1972年の山陽新幹線岡山開業して、1975年に博多開業と日本列島が、短時間で移動できるようになってきた。あの昭和の時代に家族で、また気心が知れる仲間と、そしてひとり旅など懐かしい思い出の車両などが、今では全国の鉄道博物で再び会うことができる。